文明はなぜ崩壊するのか:レベッカ・コスタ:著
なぜ人類は、同じ破滅パターンを性懲りもなく繰り返すのか。
文明が崩壊するときは、直接的な要因が生まれるずっと前に何らかのつまずきがあって、進歩のペースが落ちる。過去に何度も繰り返されてきたつまずきは予測がつく。
文明が成功し、繁栄するのは、思い込みと知識が両輪で動いているときだ。
脳はゆっくりとしか進化しないのに、世の中の問題は猛スピードで複雑さを増していく。この落差が「認知閾(にんちいき)ということになる。認知閾の出現は、文明崩壊の始まりでもある。
文明が滅んだとき、何が起きていたのか。
現代のテロや金融危機といった困難は崩壊の前触れなのか。
進化論と脳科学に基づいて、文明崩壊の原因とその回避の方策をさぐる。
第1章 なぜ文明はらせんを描いて落ちていくのか?
第2章 進化の贈り物<神経科学の画期的発見>
第3章 スーパーミームの君臨<行きづまりの手ごわい子どもたち>
第4章 反対という名の思考停止<第一のスーパーミーム>
第5章 個人への責任転嫁<第二のスーパーミーム>
第6章 関係のこじつけ<第三のスーパーミーム>
第7章 サイロ思考<第四のスーパーミーム>
第8章 行きすぎた経済偏重<第五のスーパーミーム>
第9章 不合理な世界で見つけだす合理的な解決策
第10章 目覚めと行動<戦術的アプローチ>
第11章 隙間を埋める<より良い脳づくりのために>
第12章 ひらめきを呼びおこす<認知を支えるために>
第13章 入り口に立つ
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う~ん・・21世紀がどんな世紀になるのか?気になります。
どうやら、脳が重要らしい。
脳の機能を高めてくれる食べ物も紹介されていますよ。
■第24回赤レンガ読書会・八洲学園大学公開講座 課題本:「文明はなぜ崩壊するのか」 著:レベッカ コスタ 開催日:2013年02月09日(土) 時間:14:30~16:30 会場:八洲学園大学 会場アクセス: 横浜駅(東口)から徒歩10分 横浜市営地下鉄「高島町」駅から徒歩1分 横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島」駅から徒歩5分 京浜急行「戸部」駅から徒歩5分。 八洲学園大学キャンパスアクセス |